浮気されても好きだから|ふたりのこれからに繋がる浮気の許しかた

浮気を許すことにしたあなたへ

恋人の浮気が発覚した。

大好きで大切な相手から浮気をされてしまったとき、言葉にならないくらい悲しいですよね。失恋や決別とは異なる、「裏切り」の痛み。変えることのできない事実に対して後悔や疑問や怒りに押しつぶされてしまうかもしれません。

それでもやっぱり好きな気持ちは消えないから、「許す」という選択肢が浮かんでいるあなたへ。

許すことは簡単そうでとても難しいことです。許したつもりでも、ふとしたときに思い出して苦しんだり何気ない言動に疑いの目が向いてしまうことがほとんどでしょう。気持ちを切り替えて心から許すことができる人は、なかなかいません。

「許す」決意をするまえに考えるべきことや、浮気を許すうえでのポイントをこの記事にまとめました。

浮気ってこういうことです

浮気にもいろいろあります。手をつないだら浮気、キスをしたら浮気、体を重ねたら浮気、など。またそれが一夜の過ちなのか、はたまた二股に近い状態なのか。ひとことに浮気といってもさまざまですよね。

でも、共通していることが3つあります。

女として負けた

その日、あなたは女として負けたのです。

どんな浮気だったにせよ、あなたと浮気相手を天秤にかけたうえで、浮気相手との関係を持つことに踏み切ったことになります。それが本気じゃなかったとしても、大切なのは君だけだとささやかれたとしても、その日あなたが女として負けたというのは事実です。

人間性を否定された

浮気は「嘘」と「裏切り」の行為です。

浮気という行為をしていること自体が裏切り。そして浮気の直後に謝罪する人は滅多にいません。その時間何をしていたのか、誰といたのか、などの嘘をついています。浮気をした日以降、あなたに伝えた「君だけ」や「愛している」なんて言葉も、やましい気持ちを誤魔化すためのの嘘かもしれません。これはあなたの人間性を根本から否定する行為です。

こびりついた汚さ

浮気のボーダーにもよりますが、恋人と浮気相手に何かしらの触れ合いがあった場合、見えない浮気相手の跡という汚さや不潔さがこびりついています。

浮気相手の触れたその手を握れるか、その唇に触れられるか、その体を受け入れられるか。精神的な悲しみだけでなく生理的な不快感があるなかで、浮気を許すとなったらその汚さを受け入れ続けなければなりません。

浮気を許すメリット


最低の裏切り行為である浮気にも、許す価値はあります。3つのメリットを見ていきましょう。

1人ぼっちにならない

別れなければ、1人にならなくて済みます。

だれだって孤独になるのは怖いものです。それまで2人で育んできたものや2人だから乗り越えてきたことをぜんぶ捨てて、1人きりになる。どうでもいいような話をしたり、おはようとかおやすみとか言い合ったり、そういう当たり前の日常をなくすことになるのです。その喪失感はそう簡単に埋まらないでしょう。

もっと自分を大切にしてくれる素敵な人に出会うのは、ひょっとすると許すことより時間がかかるかもしれません。新しい誰かと出会って、また1から愛を育んでいくのは多少の面倒さがあります。あなたの年齢や付き合っていた期間によっては、今の相手との関係を再構築していくほうが賢明ともいえるでしょう。

あなたの大切さに気づいてくれるかも

浮気という恋人にとって大きな試練を乗り越えることで、二人の関係がさらに深まる可能性があります。

許すという選択をしたあなたの愛の大きさに気づき、相手がもっと真摯に向き合ってくれるかもしれません。浮気を許すなんて、そう簡単にできることじゃない。だからこそ、雨降って地固まるという言葉の通り、二人で乗り越えたときにきずなが深まるのです。

自分自身を見つめる機会になる

浮気という絶望的な状況には、ほんのすこしだけ、あなたにとってプラスの側面があります。それは、自分を見つめなおすいい機会になるということ。

恋人が浮ついてしまった理由には、多かれ少なかれあなたが影響しているでしょう。些細な喧嘩では見直す気にならなかった自分の良くないところを、ここで冷静に見つめなおしてみてください。きっと二人の関係はさらに改善するはずです。

また、そもそも加害者である相手を許すこと自体、人徳を高める素晴らしい行為です。人の気持ちを想像したり自分の感情を整理したりという過程を通して、人間としての器が広くなるでしょう。

浮気を許すデメリット

メリットはあるといえども、浮気のデメリットの方が大きすぎるような気もします。3つのデメリットを見ていきましょう。

いつ捨てられるか分からない


あなたの恋人に新たなひとつの出会いがあったという事実は消せません。

相手にとって運命の人は、自分ではなく浮気相手なのかもしれない。もしかしたら浮気相手に本気になってしまうかもしれない。先のことは誰にも分かりませんから、いつ捨てられるのか分からないという不安に悩む可能性があります。

話に折り合いがついたとしても、解決する問題ではありません。もやもやとした蟠りの残ったまま付き合い続けていたら、いつか心が壊れてしまいます。

信頼できない

「一度あることは二度ある」「浮気は男の性」だと言われいるように、再び浮気をされてしまう可能性はあります。

一度浮気をされると、それまで気にならなかったことにまで疑い深くなってしまいます。返信が遅かったり電話に出なかったり、服を新しくしたり香水を付け出したり、細かい変化に敏感になってしまうでしょう。

あなたの疑念は束縛に行きつくかもしれません。でも度が過ぎると相手にストレスを与えることになり、結果としてあなたが振られる、なんてことも起こりうるのです。

怒りや悲しみが消えない

大切な人に裏切られた怒りや悲しみを綺麗さっぱり消すなんて不可能です。

事あるごとに怒りや悲しみが再燃してしまいます。火が付くまでの間隔は次第に広がっていくかもしれませんが、それでも消えることはないでしょう。

怒りを口にしたり涙を流したりするのは、カサブタを剥がすようなもの。傷口から再び血が溢れて、直るまでにさらなる時間がかかります。でも感情に蓋をしてしまったら、言葉を飲み込んだり作り笑顔をしたりすることがどんどん増えていきます。一緒にいるはずなのに、孤独を感じてしまうかも。

浮気を許す前に考えるべきこと

メリット・デメリットを通して「浮気」という裏切りについてよく考えたら、今度は二人のこれからに目を向けてみましょう。

繰り返されるリスクに耐えられるか

一度浮気を許したら、また同じことで苦しむかもしれないと頭に入れておかなければなりません。

繰り返されるリスク以外にも、浮気を許すデメリットのところで説明した「捨てられる可能性」もあるのです。そういった様々な不安に耐えられるのか、一度考えてみてください。

もし浮気癖のある人が恋人なら、相手のペースや口車に乗せられずにきちんとリスクを考慮して判断しましょう。

傷つけられてまで傍にいる価値があるか

「許す」というのは本当に大変なことです。浮気によって負った傷を自分自身で埋めながら、痛みと付き合い続けなければいけません。

頭がいたくなるくらいに泣いて、恋人と浮気相手の時間を想像して気分が悪くなって、それでも離れられない自分を哀れに感じて。ひたすら悲しみや怒りに浸った後で、許すための努力が必要になります。

あなたの恋人は、それだけの価値がある人間でしょうか?感情を抑えて客観的に考えてみてください。

相手に更生の見込みがあるか


あなたが許す努力をする以前に、相手は更生の見込みがあるでしょうか。相手に変わるつもりがないなら、あなたの努力まで無意味になります。

これまでの恋愛歴や浮気の期間、そして今回浮気をしてしまった理由や今後どうしていくのか。きちんと情報を集めてから、判断しましょう。

あなたが事実を受け入れられるか

なかったことにはできません。「なかったことにしよう!忘れよう!」なんて強がってみても、相手が浮気したという事実を削除することはできません。

辛い気持ちを背負いながら、これからも一緒に居続けられるのか。あなた自身に問いかけてみましょう。

ふたりのこれからに繋がる「浮気の許し方」

ここからは、浮気を乗り越えてうまく付き合い続けていくための「許し方」をご紹介していきます。

ポイントは、罪悪感を植え付けてから許すこと。そして、形式的な許しではなく、こころの底から許すこと。

気が済むまで怒りをぶつけて話し合う

相手の裏切りに対する怒りを素直にぶつけましょう。大切なのは、冷静な激怒です。

浮気が発覚した直後だと感情的になってしまいヒステリックになりがちなので、できれば1日くらい時間をおいてから話し合うのが望ましいです。何の前触れもなくいきなりカミングアウトされたなら、一度外に出て頭を冷やすなどするといいでしょう。怒りという感情を一度冷凍させてください。

そして、カチカチに凍った怒りをじわじわと溶かしながら話し合いをしましょう。ただ冷凍させただけなので、言葉は選ばずにぶつけて大丈夫です。「なんで浮気したの?」「よく普通でいられるよね」「バカじゃないの」など棘のある言葉を冷静な態度でぶつけてください。

それによって、自分の行為でこんなに怒らせてしまったんだという罪悪感を与えることができます。

浮気をされても絶対に別れたくないと思っている人でも、初めから容認するべきではありません。また「浮気の一つや二つじゃ傷つかない」など、恋愛にドライで心に余裕のあるような態度もやめましょう。実際はただ現実から逃げているだけで、一番情けないです。

納得したなら何があっても話題にあげない

思いっきり怒りをぶつけて納得いくまで話し合いをしたなら、その件はそれ以上話題に挙げてはいけません。

あなたは浮気されたという傷をずっと負い続けていくことになりますが、傷つけた側は忘れてしまうことも少なくありません。浮気相手に恋愛感情が入っていなかった人ほど「そんなことあったかも」くらいに記憶が薄まっていくのです。二人の間には、確実に溝が生じます。

それでも、話を蒸し返してはいけません。傷ついたアピールをしたいということは、許せていないのです。それなら納得できるまでもっと話し合うべきでしょう。真面目な雰囲気でもネタとしてでも、浮気したことを話題にあげすぎると相手に居心地の悪さを与えてしまいます。それによって別れを告げられたり、最悪浮気相手のところに行ってしまったりすることも考えられます。

過去は過去と割り切れるかどうかが肝になります。許すと決めたなら、こころの底から許しましょう。

許すのは今回だけ


「今回だけは許す」「次はない」ということを意識させるために有効なのが、誓約書を書かせること。

婚約していたり子供がいたりする場合、誓約書を書かせた方が将来的にも安心できます。記入した誓約書は引き出しの奥にしまっておきましょう。みんなが見えるところに置いたり、顔を合わせるたびにその話をするのは絶対にNGです。

ペナルティとして高級品を買ってもらう

一番簡単な反省の示し方として、高級品を買ってもらうという手もあります。「罰金」のようなものですね。

ブランド品を買ってもらったり、高級エステや食事をプレゼントさせるのもいいでしょう。ただ、「これで許してもらえるんだ」と思わせないように、最後のオプションとして使ってください。

浮気には愛で

「浮気には浮気で」と仕返しのつもりで自分も浮気をする人がいますが、あまり賢いやり方ではありません。仕返しをしたいなら、すべてを失う覚悟で。

そもそも、傷つけたいという心理が働いてしまう時点で、愛情にゆがみが生じ始めています。それならいっそのこと振ってしまう方がいいでしょう。

信じることからはじめる

言葉や行動の裏を探さないこと。今までは気にならなかった小さな綻びにいちいち引っかかっていたら、二人の信頼関係はぼろぼろになってしまいます。

浮気される前の心理状態に戻れ、とは言いませんが、ふたりの関係を再構築するつもりで付き合いましょう。まずは信じることから。

自分をもっと素敵にしてあげる

きちんと自分の今までを振り返ってみましょう。

全てを相手のせいにしてしまえば気持ちは軽くなりますが、相手が変わっても自分が変わらなければ同じことの繰り返しになります。浮気をしてしまった相手の心理を理解し、自分の言動を振り返ってみてください。「仕事で忙しくて会う時間がとれていなかった」「お洒落に力をいれなくなった」など。浮気の原因として思い当たる節があれば、改善していくことがこれからの幸せに繋がります。

自分のために、相手のために、もっと素敵を磨きましょう。

まとめ

今回は浮気を許すときに考えるべきことや許すときのポイントをご紹介しました。

恋人の浮気を許すことは、本当に骨折りです。でも許す決意をするくらい大切な人となら、きっと乗り越えられます。

また、「一度許してはみたけれどやっぱりもやもやする」「どうしても納得がいかない」という人にとっては、別れることが許すということかもしれません。許せないから別れるのではなく、許すために別れるのです。

あなたにとって後悔のない決断をしてくださいね。

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